ライトコイン(LTC)

ライトコインとは?オワコン?特徴や将来性・価格予想を徹底解説

プロモーションを含みます

迷える子羊さん
迷える子羊さん
ライトコイン(LTC)ってどんな仮想通貨なの?
迷える子羊さん
迷える子羊さん
これから買ってもまだ上がる?

こんなお悩みを解決できる記事です。

結論:ライトコインはオワコンではありません!実用性に優れたコインで、価格上昇余地のある将来有望なコインです。

この記事では

  • ライトコイン(LTC)とはどんな通貨か?
  • 魅力や特徴
  • オワコンと言われた理由
  • オワコンではない理由・将来性
  • 価格予想

まで詳しく解説します。

脱・奴隷ちゃん
脱・奴隷ちゃん
立命館大学卒で元東証一部上場の大手証券マンの私が解説します

冒頭で述べたように、ライトコイン(LTC)はCoincheckで取り扱いがあるので、気になっている方はCoincheckを利用するとよいかもです。(私もここで買ってます。余計なお世話でしたらすみません。)

 

ライトコイン(LTC)とは?基本情報

出典:ライトコイン(LTC)公式サイト

通貨名称 ライトコイン
ティッカーシンボル LTC
誕生 2011年10月
価格 約9500円(2024年8月24日時点)
時価総額 約7174億円(2024年8月24日時点)
時価総額ランキング 21位(2024年8月24日時点)
発行上限枚数 84,000,000
コンセンサスアルゴリズム PoW
半減期 なし
公式サイト https://litecoin.org/ja/
購入できる取引所 Coincheck、SBI VC トレード

ライトコインは元Googleのエンジニア・チャーリー・リー氏によって2011年に開発されたビットコインです。

ビットコインの抱える発行上限枚数と取引の承認時間の問題(スケーラビリティ問題)を解決するために開発されました。

ビットコインの技術と開発のベースにしているため、両者には似通った特徴が多くあります。

そのことに起因してビットコインを「デジタル・ゴールド」、ライトコインを「デジタルシルバー」と呼ぶこともあります。

ビットコインは価値の保存手段として活用されるのに対し、ライトコインは日常の決済や送金を利用目的に作られています。

ライトコインはビットコインよりも使いやすく、実用性に優れています。

ライトコイン(LTC)の特徴5点

ここではライトコインの特徴をお話しします。

まとめると以下の5点です。

  • 1.ビットコインよりも取引の処理スピードが速い
  • 2.処理スピード向上のため「Segwit」が導入されている
  • 3.希少価値が保てるように発行上限枚数や半減期がある
  • 4.プライバシー機能を搭載している
  • 5.ライトニングネットワークに対応している

一つずつ見ていきましょう。

1.ビットコインよりも取引の処理スピードが速い

ライトコインはビットコインをベースに開発されたため両者には共通点がありますが、改良された部分も多くあります。

その一つがトランザクション(取引)の処理スピードが改良されている点でしょう。

ビットコインでは、取引データを記録するブロックを1つ生成するのに10分かかりますが、一方でライトコインの場合は2分30秒でできます。(なんと4倍の速度!)

処理スピードが速いだけでなく利用手数料も割安なので、ライトコインは実用的な決済手段として熱視線が送られています。

2.処理スピード向上のためにSegwit(セグウィット)が導入されている

先ほど、処理スピードが速いと述べましたが、処理スピード向上のためライトコインは「Segwit」を導入しています。

「Segwit」とはブロックチェーンに記録される取引データを圧縮する技術のこと。

1つのブロックに記録できる取引データを増やす、つまり取引の処理スピードが上がります。

ちなみに、ライトコインが「Segwit」を導入した後に、ビットコインも導入しています。

3.希少価値を保てるように発行上限や半減期がある

ライトコインには希少価値を保つための発行上限枚数があります。

その上限はビットコインが2100万枚であるのに対し、ライトコインは8400万枚です。

また、ライトコインの新規発行のペースは半減期(マイニング報酬として新規発行される通貨が半減する時期のこと)でコントロールされています。(ビットコイン同様)

ライトコインもビットコインも半減期は4年周期とされています。

脱・奴隷ちゃん
脱・奴隷ちゃん
ドージコインは発行上限や半減期がなく希少価値が低いため、価格が変動しにくいです

4.プライバシー機能「MWEB」を搭載している

ライトコインは2022年に大型アップデートが行われ、プライバシー機能である「Minmble Winble」が実装されました。

ライトコインを送金するとき、取引情報の公開の有無を選べるようになったため、匿名性の高い取引が可能になった点が大きな特徴です。

とはいえ、このプライバシー機能の「Minmble Winble」はマネーロンダリングに使われるのではないか?という懸念もされており、取引所の預け入れおよび引き出しでは非対応というケースが散見されます。

5.ライトニングネットワークに対応している

ライトコインはライトニングネットワークに対応している仮想通貨です。

ライトニングネットワークとは、一言でいうと「コインの取引をもっと速くて安くするための特別な方法」です。

ビットコインなど仮想通貨の取引は基本的にブロックチェーンを使って「取引内容の確認&取引の実行」が行われます。

対するライトニングネットワークを活用したライトコインではこれらを別のブロックチェーンで行います。

こうすることで、スピーディで安価な手数料を実現していると言えるでしょう。

ライトコイン(LTC)がオワコンと言われる理由・リスク3点

ここではライトコインがオワコンと言われた理由についてお話しします。

まとめると以下の3点です。

詳しく見ていきましょう

1.大手仮想通貨取引所から上場廃止されたから

ライトコインは韓国の大手取引所から上場廃止されていることも「オワコン」と言われてしまう理由の一つです。

上場廃止が決定された理由はプライバシー機能である「Minmble Winble」です。

情報の秘匿性がマネーロンダリングに使われる危険性が問題視されました。

ライトコインの匿名機能は他の仮想通貨の銘柄に比べると強固ではありませんが、今後も各国の規制強化が進めば上場廃止される可能性があります。

2.プロジェクト開発に消極的だから

ライトコインは他の仮想通貨に比べて積極的に開発が行われていない現状も「オワコン」と言われる理由の一つです。

仮想通貨のプロジェクトは「GitHub(ギットハブ)」というオープンソースで管理できるのですが、ライトコインは改良回数が低い点も問題視されています。

たとえば2023年6月GitHub(ギットハブ)のコミット数(開発者達のコード改善やアップデート数)はライトコインが176位

仮想通貨で覇権を握るのビットコインで12位、イーサリアムが30位なのでライトコインの開発がいかに行われていないか一目瞭然でしょう。

3.ライバル通貨との競争が激しいから

仮想通貨市場は非常に競争が激しく、高速処理・低コストな機能を搭載したプロジェクトがしのぎを削っている点が懸念材料です。

ここで1秒当たりのトランザクション(お金のやりとり)を比較してみましょう。

通貨名 1秒あたりの回数
ビットコイン(BTC) 7
イーサリアム(ETH) 25
ライトコイン(LTC) 56
リップル(XRP) 1,500
ポリゴン(MATIC) 7,000
ソラナ(SOL) 50,000

ライトコインのパッとしなさが一目瞭然です。

他のプロジェクトがシェア拡大した場合にはライトコインの価格に影を落とすかもしれません。

ライトコイン(LTC)がオワコンではない理由3点・将来性

ここではライトコインがオワコンではない理由や将来性について解説します。

1.決済手段として広く活用されている

ライトコインは仮想通貨決済サービスに力を入れている仮想通貨であり、実需が見込める点で将来性があるでしょう。

少額の決済利用の場合はビットコインよりライトコインのほうがスピーディ・手数料が安いです。

大手決済サービスのPayPal、オンライン旅行代理店Travela.com、高級ハイブランドのGucciがライトコイン決済に対応するなど、今後のさらなる拡大に注目です。

脱・奴隷ちゃん
脱・奴隷ちゃん
決済サービス大手のVisaもライトコインのデビットカード決済を導入しています

2.セカンドレイヤー開発も行われている

ライトコインはセカンドレイヤー開発が行われている点で将来性を見込めます。

セカンドレイヤー開発とはブロックチェーン上に記録されないオフチェーンのことです。

ライトニングネットワークもオフチェーンの一種で、少額決済をストレスフリーで行えます。

処理速度・手数料の課題であるスケーラビリティ問題の解決策として、ライトコインがセカンドレイヤー開発を完成させれば、決済サービスとして需要がより高まるでしょう。

3.PoWを採用している銘柄としての需要がある

ライトコインはコンセンサスアルゴリズムにPoW(Proof of Work)を採用している点でも将来性を見込めます。

「Proof of Work(プルーフ・オブ・ワーク)」は、問題を解くことでコンピュータが「がんばった証(=お金)」を作る方法のこと。

ビットコインのマイニングには高性能なコンピュータや莫大な電力、冷却装置が必要なため、一般人での参加はほぼできませんが、ライトコインは一般的なコンピュータでもマイニングできるアルゴリズムを採用しています。

また、仮想通貨2位のイーサリアムはPoSに移行中です。

マイニングという一面で切り取ると、参入障壁の低いライトコインへの需要が高まるでしょう。

ライトコイン(LTC)の価格予想

ここでは、価格予測によく利用される以下の3サイトを参考に、2025年と2030年のライトコイン(LTC)の価格予想をまとめました。

  • DigitalCoinPrice
  • BITCOIN WISDOM
  • Price Prediction

また、ここではドル円換算レートを1ドル=150円(小数点以下は四捨五入)として計算しています。

2025年の最高値の価格予想

各社の2025年の価格予想は以下の通りです。

最安値予想 平均値予想 最高値予想
Digital Coin Price $142(21300円) $163(24450円) $167(25050円)
BITCOIN WISDOM $132(19800円) $145(21750円) $165(24750円)
Price Prediction $108(16200円) $112(16800円) $126(18900円)

16,200円~25,050円の間での値動きが予想されています。

2024/8/24現在価格は9500円近辺ですが、仮想通貨は毎年年末に向けて上げていく傾向があるので注目です。

2030年の最高値の価格予想

各社の2030年の価格予想は以下の通りです。

最安値予想 平均値予想 最高値予想
Digital Coin Price $445(66750円) $482(72300円) $494(74100円)
BITCOIN WISDOM $462(69300円) $475(71250円) $495(74250円)
Price Prediction $771(115650円) $798(119700円) $897(134550円)

66,750円~134,550間での値動きが予想されています。

つまり・・現在から10倍近く値上がりするかもしれません、ということですね。

脱・奴隷ちゃん
脱・奴隷ちゃん
2030年までガチホして一緒に笑おう!

ガチホとは・・短期売買をせずに長期間保有しつづけることで、「ガチ(本気)でホールド(保有)する」ことを指す。

将来的な値上がりを信じ、握力を強めてストロングホールドすること。

ライトコイン(LTC)のチャートからテクニカル分析

ここでは2024/8/23時点でのチャート分析を行います。

脱・奴隷ちゃん
脱・奴隷ちゃん
元東証一部上場の大手証券マンの私が解説します

ゴールデンクロスからの強い上昇相場が来ると思います。

脱・奴隷ちゃん
脱・奴隷ちゃん
絶好の買い相場です。

また動きがあり次第、加筆修正します。

まとめ:ライトコイン(LTC)はオワコンではない!

ライトコインはビットコインよりも利便性を追求した実用的な仮想通貨です。

特徴は以下の5点。

  • 1.ビットコインよりも取引の処理スピードが速い
  • 2.処理スピード向上のため「Segwit」が導入されている
  • 3.希少価値が保てるように発行上限枚数や半減期がある
  • 4.プライバシー機能を搭載している
  • 5.ライトニングネットワークに対応している

また、2030年には66,750円~134,550間での値動きが予想されており、テクニカル分析でも「強い買い推奨」です。

ライトコインを今のうちに仕込んでおきたい方はCoincheckで口座開設しておくことをおすすめします。(私もここで買ってます。余計なお世話でしたらすみません。)

ABOUT ME
脱・奴隷ちゃん
立命館大学卒、元東証一部上場の証券マン。証券外務員I種、生命保険募集人、FP2級、簿記2級保有。運用資産はS&P500のインデックス投資がメイン。最近は仮想通貨に興味津々。既婚2児の母。趣味は散歩と読書。