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インデックス投資を下落局面で売ってしまった情弱イナゴたちへ

X(旧:Twitter)を見ていると

  • インデックス投資をしてたけど、前回の暴落で売ってしまった
  • こんなに回復するの?持って(HOLDして)おけばよかった
  • 仕方ない、あんな暴落耐えられるほうがおかしいよ

こんな意見をちらほら聞きました。

手放してしまった方が少なからずいるのは確かでしょう。

そんな方々に向けて、再び挑戦することをお勧めします。(既に保有し続けている方にはあまり参考にならないかもしれませんが…。)

結論:もう一度、インデックス投資を始めてみませんか?

結論からお話しすると、もう一度インデックス投資を始めてみませんか?

私は証券会社に勤務しており、長年インデックス投資を続けてきました。(なんとか継続中)

証券マンとして、「下げ相場でお客様に頭を下げる」ことが日常であり、何度謝ったかわかりません。

私自身も暴落時には不安でいっぱいになります。

例えば、前回の暴落では、150万円の含み益が一気に75万円に減少。

「泡のように消えてなくなった・・」と愕然としました。

その恐怖は忘れられません。

とはいえ、この経験が私に多くを教えてくれました。

やはり年に何回かは、このような下落は起きます。

半分自戒を込めつつ書きます。笑

暴落時に取るべき対策3つ

1.SNSやニュースから距離を置く

暴落時は情報に振り回されることがあります。

特に、人間は「不安」というものに敏感になっています。

生存本能とは「不安を感じるシステム」なんです。

原始時代から人間の脳みそは進化していないと言われています。

冷静な判断ができるよう、SNSやニュースからは少し距離を置いてみましょう。

2.証券口座を開かない

口座を確認するたびに心が乱れることもあります。

しばらく見ないことも一つの手です。

サウナや満喫に行って気分転換しましょう。

3.安く買えることをポジティブに捉える

暴落は「バーゲンセール」のようなものです。

お得に買えるチャンスと捉えましょう。

投資の神様、ウォーレンバフェットも「人々が熱狂する時に売り、悲嘆に暮れる時に買う」と言っています。

アメリカ経済とインデックス投資の未来3つ

1.アメリカ経済の回復力

アメリカ経済はリーマンショックやコロナショックを乗り越えて回復してきました。

S&P500が終わる時はアメリカ経済全体が終わる時です。

アメリカ製品や技術が廃れることは考えにくいでしょう。

あなたの握りしめてるiPhone、脂汗タラタラで眺めてるSNS、ぜーんぶアメリカ製。

それがいきなりオワコンになりますか?

ちなみに、世界時価総額ランキングで日本企業はやっとこさ36位にTOYOTAがランクインしています。

アメリカ経済は最強ですよ。

2.インデックス投資の強み

インデックス投資の最大の強みは、「安い時にたくさん買う」ことです。

相場が下がるときこそ、買い時と考えるべきです。

マインドとしては「バーゲンセールで売られているから今日はおトクに買えるなあ、イナゴさんもっと売って」くらいでよいでしょう。

もし「もうかるって聞いて始めたのに・・」と言うは「インデックス投資は右肩上がりに成長するわけではない」と再認識しましょう。

インデックス投資はやはり「安い時にたくさん買う」からこそ強いのです。

やはり年に何度かは「強烈な下げ」が起こります。

だからこそ利益が生まれます。

次からは売らずに一緒にHOLDしましょう。

3.自分の心との戦い

インデックス投資で最も難しいのは、自分自身の「一喜一憂する心」をコントロールすることかもしれません。

感情に左右されず、長期的な視点を持ちましょう。

インデックス投資で達成したい未来はなんですか?

原点回帰して自分がインデックス投資を始めたキッカケを思い出すと良いかも知れません。

孫子の兵法に「敵を知り、己を知れば、百戦あやうからず」とあります。

「S&P500への理解と自分への理解を深めて、次こそはGRIPしましょう」

まとめ

人生はトライアンドエラーの連続です。

インデックス投資も同じく、長く相場にいることでこそ、成果を実感できるものです。

今日が人生で一番若い日。

あなたも次こそはうまくいくはずです。

一緒に、成果を味わってみませんか?

最後に、タイトルを煽ってつけてしまい申し訳ありません。

ABOUT ME
脱・奴隷ちゃん
立命館大学卒、元東証一部上場の証券マン。証券外務員I種、生命保険募集人、FP2級、簿記2級保有。運用資産はS&P500のインデックス投資がメイン。最近は仮想通貨に興味津々。既婚2児の母。趣味は散歩と読書。