BLOG

S&P500はどこまで下がる?売った方がいい?相場下落時にも勝てる考え方

※プロモーションを含みます

こんにちは。脱・奴隷ちゃんです。

本日は「下落時のマインド」についてお話していきます。

こんなひとにおすすめ

◎S&P500の積み立て投資を始めたばかりだが、下がってて辛い

◎投資初心者で相場の下落で憔悴している

私は元証券マンで、大小さまざまなショックを経験してきました。

狼狽売りするお客様、追証で損切りするお客様、支店に包丁を持って乗り込んでくるお客様、様々見てきました。

もちろん、悲観相場の中でも「買い」を入れる強者なお客様もいらっしゃります。

かつ、私も小さな額ではありますが、いっぱしの投資家。

コロナショックも経験してきましたので暴落時の気持ちはわかっているつもりです。

結論、相場で勝つも負けるも「下落時のマインド」がすべてです。

勝ったときは誰でもうれしいでしょうが、負けたときは本性が出るもの。

数多のお客様を見てきた私は、お客様から下落時に持つべきマインドを学び、トレースするように心がけています。

S&P500の今後の見通し、勝てるお客様と負けるお客様の違いは何なのか?

詳しくお話していきます。

S&P500はどこまで下がる?

JPモルガン・チェースのチーフ・マーケット・ストラテジスト、マルコ・コラノビッチ氏は半期見通しでS&P500種が年末までに4200まで下落すると予想した。

「米国株のバリュエーション高騰と景気サイクルには明らかな乖離(かいり)がある」とコラノビッチ氏らは指摘。(出典:Bloomberg

マネックス証券の岡本シニアフェローは「S&P500新たなは年末に向けて5,500ポイントを付けると強気の見通し。

「新たな目標である5,500ポイントの根拠は、来年2025年の予想EPS(1株利益)、275.5ドルの20倍であり、歴史的な株価収益率(PER)である19.1倍と比べ若干割高となります。

しかし、これから金利が下がってくるであろう環境下で、3年間で業績が二桁成長するのであれば、時間の経過とともに割安感が見込めるため、このようなバリュエーションは正当化できると考えています。」とのこと(出典:マネクリ

弱気見通しも強気も通しも様々ありますが、チャートを見るに私は5000ポイント付近が大きな抵抗線になってくると予想しています。

(チャートはSBI証券より)

S&P500を売った方がいい?積み立てを辞めた方がいい?

結論:売る必要はありません。積み立てを辞める必要はありません。

積み立ての魅力とは安い時に「たくさん買える」ことにあります。

イオンの20日30日の5%オフのときにはせかせかと一生懸命買い物に行くのに、相場が5%安になると買わないのはなぜでしょうか?

金の生る木が「5%オフ」で売り出されているのです。

そもそも日本とアメリカの経済を比較してみましょう。

世界の時価総額ランキングでも日本は36位にやっとTOYOTAが入ります。

次のアメリカ大統領はトランプ氏で間違いないでしょう。

トランプ氏は「米国外で生産された自動車に最大200%の関税をかける」と明言しており、TOYOTAの失速は免れないでしょう。(時事ドットコムニュース

アメリカと日本、どちらが成長するかは言うまでもありません。

今後の経済成長を考えたとき、アメリカと日本、どちらに投資すれば勝てるかは一目瞭然です。

このように、大局的に考えるとよいかもしれません。

S&P500積み立ての最大の強みとは「安い時にコツコツ買い続ける」ことにある

ここに来てくださった方の中には投資初心者で「S&P500の積み立て投資を始めたばかりだが、下がってて辛い」という方や、「投資初心者で相場の下落で憔悴している」という方もいるでしょう。

ウォール街のランダムウォーカーでも積み立て投資の初年度は-37%は下がる、と明らかにされています。

この本のミソは「積立を15年続けたらプラスになりますよ」と統計的に明らかにしたことです。

たった15年だけでよいのです。

私も積み立てを開始したときは、ひどい時で40%ほど下がっていて、すごく驚いたことを記憶しています。

ただ、ウォール街のランダムウォーカーを読んでいたおかげで、「本当に読んだ通りだな」とショックがいくばくか和らぎ、「15年間積み立てればイヤでもプラスだ」とほくそ笑んだものです。

先ほどもお話ししたように、「S&P500の積み立てを辞める必要はありません」

ドルコスト平均法の魅力は「安い時にコツコツ買い続ける」こと。

相場の下落時にも買い続けることが大切、なんですね。

ここではドルコスト平均法について少し触れておきます。

わたしは3年前から積み立てを始めて、その威力がようやくわかりました。

とはいえ「続けた人にしかわからない」というだけでは酷なので、簡単に解説してみますね。

ドルコスト平均法は毎月一定金額を買い続ける「金額指定」方式です。

それを口数指定(毎月同じ口数を買う)と比較してみます。

「金額指定」のほうが最終的にたくさんの株式を購入することができていることがお分かりいただけるでしょう。

勝てるお客様・負けるお客様

冒頭でもお話ししましたが、お客様にもさまざま。

お金持ちにも2パターンあります。

「幸せなお金持ち」と「不幸なお金持ち」です。

証券会社は富裕層をターゲットにしていますがお金持ちでも「こんなクソみたいな性格で、お金だけあるのね」とびっくりするようなお客様は実際にいます。

幸いにも私のお客様にはいませんでしたが、電話で受けたクレーム内容を社内共有しているときに「営業員の揚げ足取り」をするお客様が居てびっくりしたものです。

当時は驚きを隠せませんでした。

幸せなお金持ち、不幸なお金持ち、相場に勝つのはどちらでしょうか?

いうまでもありませんね。

勝てるお客様というのは暴落時にも「大丈夫なんだよね?」という確認にとどまったり、「いまは本業に忙しいから!」と暴落時にも別のことに夢中だったり、いい意味で相場と距離が取れていたように思います。

悲観的なニュースばかり見ていないことも大きな要因でしょうね。

S&P500が下がっているときに私が思うこと

ここではS&P500が暴落しているときに私が思うことをお話していきます。

ズバリ「安くたくさん買えて嬉しい!」その一言ですね。

たとえばスーパーに生活必需品を買いに行って5%オフでまとめ買いできたときの感覚に近いです。

下手するとスーパーの5%オフより遥かにうれしいです。

だってS&P500は金の成る木ですから。

金の生る木が安く売られてたら喜んで買いますよね?それと同じ。

図にしたらこんな感じでしょうか。

ありがとうございました。

 

ABOUT ME
脱・奴隷ちゃん
立命館大学卒、元東証一部上場の証券マン。証券外務員I種、生命保険募集人、FP2級、簿記2級保有。運用資産はS&P500のインデックス投資がメイン。最近は仮想通貨に興味津々。既婚2児の母。趣味は散歩と読書。